更年期はすべての女性に避けようもなく訪れます。ただ、その症状の現れ方は人によって大きな差があるのです。閉経してしばらくしてから症状を訴える人がいれば、長い間症状が出る人もいます。その症状も人によって大きく異なります。
更年期の症状に個人差が出るのは、その人の体質や心理状況、環境というようにいくつかの要因が考えられます。
・身体的な要因
エストロゲンというホルモンの減少量は人によって異なります。エストロゲンが急激に減少した場合は徐々に減っていく人に比べ症状が出やすいことが考えられます。
・心因的な要因
人によって性格やものの受け止め方、考え方は違います。同じような症状でも「女性としての魅力がなくなってしまったのではないか」などと重く受け止めてしまうと症状まで重くなってしまいます。
・環境的な要因
更年期はそれまで手がかかっていた子供が自立していく時期と重なることが多いものです。子供が自分のもとから巣立っていき、心にぽっかりと穴が空いてしまったような気分に陥ってしまうこともあります。子離れできない母親に多いタイプです。
また、自分が更年期障害で苦しんでいるときに夫に冷たくされたり、親の介護などで心身ともに疲労が重なっているなど、さまざまな環境的な要因が影響を及ぼします。
このように身体の変化だけでなく、背景にあるさまざまな要因も更年期障害に個人差を生じさせているのです。
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